痛い巻き爪の対処法

巻き爪の症状に悩まされている人というのは意外に多く、日本人の場合は10％くらいのようです。


巻き爪とは、何らかの理由によって爪が湾曲した状態になり、爪の端が皮膚に食い込んだ状態になり痛みを伴なうものです。


この巻き爪に一番なりやすいのは、足の親指の爪です。巻き爪も症状がひどくなると、爪が食い込んだ部分に炎症を起こしてしまいます。巻き爪部分が炎症を起こした状態のことを陥入爪（かんにゅうそう）と呼びます。この陥入爪になってしまうと、痛みがひどく歩行も困難になってしまうこともあるので、悪化する前に適切な処置をすることが大切です。


巻き爪になってしまう原因には様々なものがありますが、一番多いと思われるのは、爪先に負担のかかる靴を履いていることです。これは、女性が小さめのハイヒールなどを履く場合によく見られます。


その他にも外傷によって爪が変形してしまう場合や、生まれつきの爪の形によるものなどがあります。


巻き爪の対処方法として、まずは、靴の選び方に気を使うことが大切です。つま先を圧迫しない形状のものを選ぶようにし、歩く際にはつま先が当たらないように注意することも大切です。


また、巻き爪になりやすい爪の場合には、爪の形を整える時に注意するポイントがあります。一番重要なことは爪を深く切りすぎないことです。深く切りすぎると、爪が伸びてくる時に爪の角が皮膚に当たり、痛みが生じることがあります。